鬼塚雅選手(平昌オリンピック出場)とは?スノボ・スロープスタイルで活躍!

鬼塚雅さんというスノーボード選手を知っていますか?

平昌オリンピックのスノーボードスロープスタイルとビッグエアで、日本代表として出場する選手です。

メダルの期待がかかっている選手ということなので、鬼塚雅さんについて、調べてみました。

鬼塚雅さんが出場するスノーボードスロープスタイルとビッグエアについて、ソチ落選の理由、SNSで垣間見える姿などについてです。

では、どうぞ~

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鬼塚雅(おにつかみやび)さんのプロフィール

生年月日:1998年10月12日生まれ(2018年2月現現在で19歳

出身地:熊本県熊本市

好きな食べ物:あまおう(苺)

好きなアイス:白クマアイス

嫌いな食べ物:のり

好きな漫画:ワンピ―ス

好きな教科:英語

好きな動物:犬

しろくまアイスは鹿児島生まれのアイスで、あまおうは福岡のブランドのいちごです。

好きな食べ物は、九州出身ならではですね^^

鬼塚雅さんは平昌オリンピックの出場選手!

鬼塚雅さんは2018年2月9日~2月25日に行われる平昌オリンピックに出場する選手です。

種目は、女子スノーボードスロープスタイルとビッグエアです。

彼女が今までメインで行ってきた種目はスロープスタイルですが、平昌オリンピックで初めてオリンピック種目になったビッグエアも出場することになっているそうです。

スノーボードスロープスタイルとは…

スノーボードスロープスタイルとは、コース内に設置されたジャンプアイテムやジビングアイテム(レールやボックスなどの障害物)を使って技を披露しつつコースを滑り降りていく競技です。

同じ領域に複数のアイテムが設置されていて、選手たちはそれぞれ好きなアイテムを通過しながら技を繰り広げ、独自のコースを通り、滑っていきます。

技の難易度・着地の綺麗さ・独創性などを基準に採点され、順位が付けられます。

コース上で見せる技は非常にアクロバットなものが多く見応えがありますが、コースによっては難易度が高く、ケガ人などが出やすい危険な教義でもあります。

スノーボードスロープスタイルに関しては、前回のソチオリンピックからオリンピック種目に採用されました。

スノーボードビッグエアとは…

ビッグエアとは、スノーボード、フリースタイルスキー、BMX、スケートボードなどのスポーツ競技の一つ。

スキーのジャンプ台を一回り小さくしたような高さ30~40メートル、斜度20度以上の台から飛び、空中で演技を行います。

スキージャンプは飛距離と飛型点を競いますが、ビッグエアは空中で行う回転技の難易度や完成度で点数を付けられる競技。

コースを滑りながらいくつものジャンプを飛んだりする訳ではなく、たった1回のジャンプで評価が決まってしまうのも大きな特徴です。

1つのジャンプで勝敗が決まるせいもあってか、雪の上で繰り広げられるショー的な要素もあり、スノーボードをよく知らない人にとってもわかりやすく楽しめる競技だと言えます。

なお、平昌オリンピックから初めてオリンピック種目に採用されました。

鬼塚雅さんのスノーボーダーとしての経歴。

次に、鬼塚雅さんのスノーボーダーとしての歴史について書いてみたいと思います。

幼少期から天才スノーボーダーだった。

1998年に熊本県熊本市で生まれた鬼塚雅さん。

5歳の時に、福岡県福岡市内の室内練習場でスノーボードを始めたのが、そもそものきっかけでした。

小学生になる頃には本格的にスノーボードに打ち込むようになり、週4のペースで、熊本市内の実家から2時間かけて練習場に通っていたそうです。

練習場にコーチはおらず、周りにいる大人がやっているのを見たり、教えてもらったりしていたそう。

しかし、小学校1年生の時には、国内の15歳以下のジュニアが出場する大会に初出場するといきなり準優勝。

翌年には同大会で優勝も果たします。

コーチすらいない環境で始めたスノーボードで、小学校2年生で国内のジュニア大会優勝…いかに幼少期から突出した選手だったかということがわかるなと思いました。

また、小学生の頃のエピソードとしては、小学校1年生の時から、腹筋100回の筋トレを日課としていたという話や、練習場に行く車の中で学校の宿題をこなしていたという話も。

ただスノーボードの天才少女だっただけではなく、努力家だったということもわかるエピソードですね。

また、8歳の時には、スノーボードのトップメーカー、BURTONとスポンサー契約も締結。

相当な実力だったことが伺えます。

さらに、その後もさまざまな大会で好成績や優勝を果たします。

2011年、「VOLCOMピーナッツバターチャンピオンシップ」というジブコンテストでも優勝。

これは、史上最年少かつ日本人初の優勝でもありました。

(ちなみに、「ジブ」とは障害物をクリアする技を競うもの)

また翌年の2012年にも、世界の有数なジュニアが集まる大会である『Burton ヨーロピアンジュニアオープン 』でも、優勝しています。

15歳で迎えた2014年ソチオリンピックは落選。その理由は…

数々の大会で華々しい成績を納めた彼女の次なる目標は2014年のソチオリンピックに出ることでした。

2014年のソチオリンピックの時は、ちょうど15歳。

オリンピックにはギリギリ出られる年齢でしたが、オリンピック出場選手を決めるための大会の4日前に、左手首の骨折というケガに見舞われてしまいます。

ケガのせいもあり、選考がかかったその大会での結果は芳しいものではなく、ソチオリンピックに出場することは出来ませんでした。

大会直前のケガ、本当に不運ですよね…

しかし、ギリギリ15歳になったばかりという年齢だったことも不運の1つの原因でもあったのです。

というのも、そもそも、オリンピックの選考はたった1回の大会の成績で決まるものではなく、何回かある大会(ワールドカップなど)の成績を総合して決められるのですが、それらの大会は15歳以上でないと出場出来ないという年齢制限がありました。

鬼塚さんはまだ14歳だったため、そういった選考の対象となる多くの大会に出られず、結果的に一発勝負になってしまっていたのでした。

年齢制限、直前のケガ…この2つの不運が重ならなければなければ、ソチオリンピックに出場することが出来ていたかもしれない…

ご本人は相当悔しかったのではないかと思います。

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ソチオリンピックの翌年、スノーボード世界選手権で最年少優勝!

残念ながら、ソチオリンピックには出場出来なかった鬼塚さんですが、ソチオリンピックの翌年の2015年のスノーボード世界選手権に出場し、快挙を成し遂げています。

女子スロープスタイルに日本代表として出場し、予選は2位で通過、決勝の2回目の滑りで92.50点という高得点を出し、大会初優勝を飾ったのです。

この時、彼女は16歳3か月。

これは同選手権の最年少優勝記録でした。

最年少で優勝。したということもあり、当時かなり大きな話題となりました。

この時、「3年後の平昌オリンピックに出て、いい成績を出したい」と平昌オリンピックへの想いも口にしていたそうです。

ちなみに、鬼塚さんはこの時、熊本市内にあるルーテル学院高校に在学中でした。

高校進学の際、スノーボードの強豪校からの誘いもあったそうですが、「ちゃんと勉強もしたいし、何より熊本が好きだから」と地元の学校に進学したそうです。

文武両道と地元愛…素敵なエピソードだなぁと思ってしまいます。

2018年の平昌オリンピックへ出場決定

その後も順調に、大会で好成績を納めつつ、2017年4月早稲田大学スポーツ科学部に入学します。

また、スノーボードブランドBURTONとは継続してスポンサー契約を結ぶ中、2017年からは星野リゾートと所属契約を結びます。

福島県にある星野リゾートアルツ磐梯には子どもの頃から練習で訪れていたそうですが、所属選手となるにあたり、キッカー(ジャンプ台)やレールなどのジブセクションも作ってもらい、設備も整えてもらたそうです。

そんな中、2018年の平昌オリンピックへの選考は無事に通過し、オリンピック初出場が決まったのです。

鬼塚雅さんのウェブサイトやSNSも要チェック!

鬼塚さんは、公式サイトやブログ、SNSなどを通じて、自身の様子を積極的に発信しています。

鬼塚雅オフィシャルウェブサイト

鬼塚雅オフィシャルブログ

Miyabi Onitsuka Facebook

鬼塚雅 Twitter

鬼塚雅 Instagram

一通りのSNSは使っているようです。

流石10代の女の子。

SNSは定期的に更新されていて、普段の様子などもありますが、滑っている姿などもあります。

気になる方は要チェックです。

滑っている姿、すごくかっこいいです。

SNSを見ていると、素顔はかわいい19歳の女の子なんだな~ということもよくわかります。

https://twitter.com/MiyabiOnitsuka/status/909324953559769088

ちなみに、キャバリア(犬)を飼っているみたいですね。

SNSの中でも、特にTwitterは積極的に更新されているようなので、今後もチェックしていきたいと思います。

平昌オリンピック中も、オリンピックの様子が見られたら良いなーと期待してます。

鬼塚雅さんが出場する平昌オリンピックのテレビ放送日は?

スノーボードスロープスタイル

女子予選

<2月11日(日)>

【テレビ東京】 13:25~16:00(LIVE)

【NHK BS1】 14:35~15:30(LIVE)

【NHK総合】 17:10~18:00(録画)

<2月12日(月)>

【NHK BS1】 2:00~3:00(録画)

女子決勝

<2月12日(月)>

【Eテレ】9:50~11:45(LIVE)

【NHK BS1】12:15~13:20(録画)

【NHK BS1】15:00~15:30(録画)

ビッグエア

女子予選

<2月19日(月)>

【NHK総合】9:20~11:54(LIVE)

【NHK総合】12:20~12:25(LIVE)

【NHK BS1】15:30~17:00(録画)

女子決勝

<2月22日(木)>

【NHK総合】9:05~11:15(LIVE)

【NHK BS1】16:10~18:40(録画)

まとめ

以上、平昌オリンピックに出場する鬼塚雅選手について、でした。

平昌オリンピックでの活躍、大いに期待出来そうですよね。

私も見るのが楽しみになってきました。

読んで頂いてありがとうございました。

【追記】

鬼塚雅さんの平昌オリンピックでの結果は、

スロープスタイル・・・19位

ビッグエア・・・8位入賞

でした。

思うような滑りが出来ない部分もあったのかなという感じもありましたし、メダルに届かなかったのも残念でしたが、まだお若いので、今後にも期待したいと思います。

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