2018年度後期の朝ドラ『まんぷく』が絶賛放送中ですが…
2019年度後期の朝ドラのヒロインが戸田恵梨香さんに決まったと発表がありましたね。
安藤サクラさんに引き続き、またもアラサーでの朝ドラヒロイン。
同じアラサーとしてはなんとなく嬉しい気分です。
朝ドラっていうと、20歳前後の若い人っていうイメージが強いですからね~
でも、実は、よくよく調べてみると、アラサー以降の年齢で朝ドラヒロインを務めた人って結構多かったりもします。
という訳で、今回のテーマは、アラサー以降で朝ドラヒロインを務めた女優さんについて。
歴代の朝ドラの中で、30代以上&20代後半で朝ドラヒロインを務めた女優さんについてまとめてみました。
(2019年後期に放送予定の朝ドラまでが対象です)
<スポンサーリンク>
30代以上の朝ドラヒロイン
30代以上で朝ドラのヒロインを務めた女優は、過去に3人います。
そして、
2018年後期現在放送中の『まんぷく』の安藤サクラさん
2019年後期に放送予定の『スカーレット』の戸田恵梨香さん
も加わり、合わせて5人となります。
年齢が上の人から順に書いて行きたいと思います。
藤山直美さん・47歳(『芋たこなんきん』)
朝ドラのヒロイン歴代最年長は、藤山直美さんでした。
なんと47歳。
最年長はてっきり30代だとばかり思っていたので、びっくりです。
2006年(平成18年)10月2日から2007年(平成19年)3月31日まで放送されていた、『芋たこなんきん』という75作目の朝ドラのヒロインです。
47歳というのはすごいなーと思ったのですが、それもそのはず、主人公が37歳以降がドラマのストーリーのメインだったようです。
(幼少期や若い頃も出てくるのですが、別の役者さんが演じています)
作家の田辺聖子さんの半生を題材としたドラマです。
↑こちらはドラマのノベライズ本ですが、原作などはなく、田辺聖子さんが書いたいくつかのエッセイをもとに、その半生を描いたドラマだったそうです。
ちなみに、朝ドラはオーディションで選ぶ場合と、直接キャスティングする場合がありますが、藤山直美さんは直接キャスティングする形で選ばれたそうです。
渡辺富美子さん・38歳(『あしたの風』)
渡辺富美子さんは、2作目の朝ドラ『あしたの風』のヒロインです。
38歳でした。
『あしたの風』は、1962年(昭和37年)4月2日から1963年(昭和38年)3月30日まで放送されたドラマです。
『二十四の瞳』で有名な作家の壺井栄さんのいくつかの短編を長編に変えてドラマ化したものだそうです。
かなり古い作品なので、ヒロインがどうキャスティングされたかはわかりませんでした。
南田洋子さん・37歳(『虹』)
南田洋子さんは、10作目の朝ドラ『虹』のヒロインです。
37歳でした。
『虹』は、1970年(昭和45年)4月6日から1971年(昭和46年)4月3日まで放送されたドラマです。
戦中・戦後にかけて大学講師の妻が、病弱な夫と、その両親に仕え、4人の子供を育てながら生きる姿を描くというストーリーだそうです。
この『虹』についても、かなり古い作品のため、ヒロインがどのようにキャスティングされたかはわかりませんでした。
安藤サクラさん・32歳(『まんぷく』)
安藤サクラさんは、99作目の朝ドラ『まんぷく』のヒロインです。
『まんぷく』の放送時、安藤サクラさんは32歳です。
『まんぷく』は2018年後期(2018年10月~)、現在放送されているドラマです。
インスタントラーメンを生み出した、日清食品の創業者・安藤百福さんとその妻・仁子さんがモデルとしているドラマです。
|
ヒロインを選ぶ際はオーディションは行われず、安藤サクラさんにオファーをするという形で決まったそうです。
安藤サクラさんは、朝ドラ初のママさんヒロインだということで大変話題となりました。
2017年の6月にお子さんを出産したばかりなので、子育ての両立に不安もあったようですが…
ご主人の柄本佑さんの後押しなどもあって、ヒロインのオファーを受けることになり、史上初のママさんヒロインの誕生となったそうです。
戸田恵梨香さん・31歳(『スカーレット』)
戸田恵梨香さんは、101作目の朝ドラ『スカーレット』のヒロインを務める予定です。
(『スカーレット』は、2019年後期に放送予定です)
放送開始時、戸田恵梨香さんの年齢は31歳です。
陶芸家の川原喜美子さんの半生をモデルに、高度成長期の滋賀県滋賀県甲賀市信楽を舞台にしたドラマとなるそうです。
<スポンサーリンク>
20代後半の朝ドラヒロイン
次に、20代後半で朝ドラヒロインを務めた女優についてです。
20代後半=27歳以上とします。
27歳以上の朝ドラヒロインは、5人です。
こちらも、年齢が上の人から順に書いて行きたいと思います。
尾野真千子さん・29歳(『カーネーション』)
尾野真千子さんは、85作目の朝ドラ『カーネーション』のヒロインです。
29歳でした。
『カーネーション』は、2011年(平成23年)10月3日から2012年(平成24年)3月31日まで放送されたドラマです。
『カーネーション』は、日本を代表するデザイナーである小篠綾子さんの人生をモチーフにしたドラマでした。
尾野真千子さんは、オーディションで勝ち抜き、ヒロインの座を勝ち取ってます。
この『カーネーション』は、私も好きで、リアルタイムで見ていたのですが、たしか10代という設定の頃から尾野真千子さんが演じていたような…
29歳で10代を演じるのはなかなかすごいですよね。
しかも、違和感なかった気がします。
ちなみに、晩年は、夏木マリさんが演じていました。
29歳だと晩年を演じる方が難しいですからね。
シャーロット・ケイト・フォックスさん・28歳(『マッサン』)
シャーロット・ケイト・フォックスさんは、91作目の朝ドラ『マッサン』のヒロインです。
28歳でした。
『マッサン』は、2014年(平成26年)9月29日から2015年(平成27年)3月28日まで放送されたドラマです。
『マッサン』は、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝さんとその妻でスコットランド出身のリタさんの人生をモチーフにしたドラマです。
ドラマのモデルが男性ということもあり、『マッサン』は男ヒロインの朝ドラと言われることもありますが…夫婦がモデルということなので、女優さんの方もれっきとしたヒロインです。
ちなみに、『マッサン』の主人公の亀山政春役は玉山鉄二さんです。
シャーロット・ケイト・フォックスさんに関しては、年齢云々よりも、外国人で初めて朝ドラのヒロインを務めるということが大きな話題になりましたよね。
『マッサン』のヒロインは、オーディションで決められました。
シャーロット・ケイト・フォックスさんは、当時日本に来たことは一度もなく、日本語も全く話せなかったそうなのですが、オーディションでの高い演技力を買われて選ばれたそうです。
田中裕子さん・27歳(『おしん』)
田中裕子さんは、31作目の朝ドラ『おしん』のヒロインです。
27歳でした。
『おしん』は、1983年(昭和58年)4月4日から1984年(昭和59年)3月31日まで放送されたドラマです。
超大ヒットした朝ドラと言えば、この『おしん』を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
最高視聴率はなんと62.9%だそう。
幼少期に奉公に出されて苦労して…といシーンのイメージがあまりにも強いですが、大人になってからのおしんを演じてた田中裕子さんは当時27歳だったんですね。
ちなみに、幼少期は小林綾子さんが、晩年は音羽信子さんが演じています。
田中裕子さんがヒロインに決まったのは、オーディションだったのか、直接キャスティングだったのかは調べてみましたが、わかりませんでした。
安田成美さん・27歳(『春よ、来い』)
安田成美さんは、52作目の朝ドラ『春よ、来い』のヒロインです。
27歳でした。
『春よ、来い』は、1994年(平成6年)10月3日から1995年(平成7年)9月30日まで放送されたドラマです。
この『春よ、来い』は、TBSの人気ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』などの脚本家でもある橋田壽賀子さんの自伝的小説をドラマ化したもので、朝ドラの脚本も橋田壽賀子さん自らが担当しています。
この『春よ、来い』は、当初は安田成美さんが晩年までを演じる予定だったのですが、突如降板してしまったため、33歳以降は中田喜子さんが演じています。
安田成美さんがヒロインに決まったのは、オーディションだったのか、直接キャスティングだったのかは調べてみましたが、わかりませんでした。
杏さん・27歳(『ごちそうさん』)
杏さんは、89作目の朝ドラ『ごちそうさん』のヒロインです。
27歳でした。
『ごちそうさん』は、2013年(平成25年)9月30日から2014年(平成26年)3月29日まで放送されたドラマです。
『ごちそうさん』は、モデルになった人物や原作などのないオリジナル脚本のドラマです。
このドラマはリアルタイムで見ていたのですが、かなり面白くて大好きなドラマでした。
『ごちそうさん』は他の朝ドラと違って、特別に大きなことを成し遂げたりはしない、ごく普通の主婦の半生が描かれているのも特徴的です。
おいしそうなものが沢山出てきて、お腹がすく朝ドラでもありました。
ちなみに、杏さんは、オーディションではなく、直接キャスティングされ、ヒロインに決まったそうです。
まとめ
以上、30代以上&20代後半で朝ドラヒロインを務めた女優についてでした。
27歳以上の人をまとめたのですが、やはりあまり多くはないなーという印象ではありました。
ただ、ある程度の年齢を重ねた人の方が良い作品もありますし、年齢関係なく、主人公のイメージに合う人を選ぶケースもあったのかもしれないと思います。
読んで頂いてありがとうございました。
<スポンサーリンク>