旧古河庭園のバラ【2018】開催期間やアクセス、ライトアップについて。

東京都北区に、旧古河庭園という庭園があるのをご存知ですか?

日本庭園と西洋庭園があるだけでなく、洋館や茶室などもある、都会とは思えない素敵な場所なのですが、そんな旧古河庭園はバラの名所でもあるそうです。

毎年5月と10月に行われるバラフェスティバルでは、素敵な庭園やおしゃれな洋館の前で咲き誇るバラを見ることが出来るほか、夜にはライトアップなどもあるそうです。

庭園でバラを鑑賞できるなんて、なんだかステキですよね。

バラの季節はまだもう少し先ですが、気になったので、調べてみました。

旧古河庭園のバラフェスティバルに関して

・バラフェスティバルの開催期間、料金、アクセス方法

・ライトアップがあるのはいつ?

・2017年に行った人の口コミ(感想や写真)

などについてです。

では、どうぞ。

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旧古河庭園とは…

東京都北区にある国指定の名勝となっている庭園です。

もともとは、明治初期に第二次伊藤内閣の外相としてアメリカとの不平等条約の改正や下関条約の締結に貢献した陸奥宗光の邸宅でしたが、陸奥宗光の次男が古河財閥の古河家の養子になったため、所有権が古河家のものとなりました。

1919年(大正8年)に、古河虎之助男爵(古河財閥創業者の実子で3代目当主)のものとなった際に、洋館、西洋庭園、日本庭園がある現在の形になりました。

(ただし、当時の建物は現存していません。)

戦後は所有権が国に移り、東京都が国から無償で借り受け、一般公開されるようになり、現在に至ります。

なお、2018年で、旧古河庭園は完成してちょうど100年を迎えるそうで、100年記念事業と称して、様々なイベントが行われる予定です。

詳しくは、こちらをどうぞ↓

旧古河庭園100年記念事業 (公園へ行きたくなるサイト・公園へ行こう! より)

バラの香りの香水を作るワークショップや洋館のナイトツアーなど、面白そうなイベントがいろいろありますね。

旧古河庭園の中には、洋館、西洋庭園、日本庭園、枯滝、大滝、茶室、深山の境、心字池などといった見どころがあります。

洋館と西洋庭園の設計者は、鹿鳴館やニコライ堂などを建築したことでも有名な、ジョサイア・コンドル博士です。

日本庭園の作庭者は、小川治兵衛という人で、京都の平安神宮や円山公園、山形有朋の京都別邸である無鄰菴などの庭園を作っています。

どちらも日本の歴史に出てくるくらい有名な人なので、偉人によって作られた庭園だということがよくわかります。

バラフェスティバルの開催期間・ライトアップ・料金・アクセス

バラフェスティバルの開催期間、料金、アクセスなどについてまとめました。

開催期間・ライトアップ

旧古河庭園で行われるバラフェスティバルは、年に2回。

毎年5月に行われる『春のバラフェスティバル』と、毎年10月に行われる『秋のバラフェスティバル』があります。

このうち、ライトアップが行われるのは春のバラフェスティバルのみ。

秋は行われませんのでご注意下さい。

【春のバラフェスティバルの日時】

2018年5月5日(土・祝)~5月31日(木)

午前9時~午後5時(最終入園は午後4時半まで)

※ライトアップは、5月11日(金)~20日(日)

ライトアップ期間中は、午前9時~午後9時(最終入園は午後8時半)となります。

【秋のバラフェスティバルの日時】

2018年10月6日(土)~10月21日(日)

午前9時~午後5時(最終入園は午後4時半まで)

※秋のバラフェスティバルは、ライトアップはありません。

料金

バラフェスティバルを見るためには、通常の入園料がかかります。

入園料は、一般(中学生~65歳未満)は150円65歳以上は70円です。

(小学生以下、および都内在住・在学の中学生は無料です。)

その他、20名以上の団体割引きもあります。

交通案内(東京都公園協会・庭園へ行こう。より)

アクセス方法

・JR京浜東北線 上中里駅 下車 徒歩7分
・東京メトロ 南北線 西ヶ原駅下車 徒歩7分
・JR山手線 駒込駅 下車 徒歩12分
・都電荒川線「飛鳥山」下車 徒歩18分

・JR駒込駅より北区コミュニティバス(王子・駒込ルート)「旧古河庭園」下車(乗車時間5分)

・JR王子駅より北区コミュニティバス(王子・駒込ルート)「旧古河庭園」下車(乗車時間20分)

※コミュニティバスの運行間隔は約20分です。

※駐車場はありません。

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2017年のバラフェスティバルについての口コミ

2017年のバラフェスティバルの口コミや感想、写真などをTwitterから集めてみました。

2017年の場合、春のバラは早めに終わってしまったようで、期間中なのに、「バラが終わってる…」との声が多々。

一方秋の方は花盛りが遅かったようで、フェスティバル終了後にも、秋のバラのきれいな写真が沢山UPされていました。

見頃はその時の気候などによって、かなり変わってくるものと思われます。

春のバラフェスティバル【2017】

春のバラは黄色が多い印象でした。

春の澄んだ空、素敵な洋館、明るい色のバラ…本当にステキだなーと思います。

ライトアップされるとだいぶ印象変わりますが、夜のバラもますますエレガントだなーと思いました。

秋のバラフェスティバル【2017】

https://twitter.com/SamomoSa26/status/920467750492913664

秋のバラはちょっと渋い感じ?と勝手に想像していましたが、原色に近い派手な色のバラも多く、目を引きました。

秋のバラフェスティバルは、例年も、2018年もライトアップはないようで、ちょっと残念。

秋バラのライトアップされた姿も見たいなーと思ってしまいました。

旧古河庭園内には、バラのアイスが売っている売店も!

Twitterを見ていて知ったのですが、旧古河庭園内では『バラのアイス』なるものが売られているそう。

バラのアイスって、バラの味のアイス?それともバラの香りのアイス?

バラの香りは良さそうですよね。

調べたところ、旧古河庭園内にある売店で、1個250円で売られているそうです。

(カップタイプのアイス。シューアイスについては記載がなかったです。)

お休み処・おみやげ(東京都公園協会・庭園へ行こう。より)

また、HPによると、他にも、バラのひとくちようかん(510円)、ローズジャム(1,080円)、バララスク(値段は未記載)などもあるようです。

ジャムはともかく、ようかんやラスクは珍しいですよね~

バラフェスティバルの開催とは関係なく、いつでも売っているようです。

旧古河庭園でバラを愛でつつ、バラ関連フードを食べて見るのも良いかもしれませんね。

まとめ

以上、旧古河庭園のバラフェスティバルの開催期間、料金、ライトアップ、アクセス、2017年に行った人の感想などについてでした。

バラが見られるイベントは各地にいくつかありますが、庭園も合わせて楽しめるところは、なかなかないんじゃないかなーと思います。

私も今年はバラフェスティバルに行ってみたいと思います。

読んで頂いて、ありがとうございました。

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